それは本当に良いコミュニケーションなのですか?

皆さんに質問です
メンバーと良いコミュニケーションは取れていますか?


「普段から気軽に話はできてるよ」
「みんなで食事にいったりしています」
「お互いの家族の話とかもよくしていますね」


なるほど確かに関係は良好で
コミュニケーションはできていそうな感じです。


では質問を少し変えます。


チームとしてメンバーと本当の意味で良いコミュニケーションは取れていますか?



???



「チームとして?」
「本当の意味?」



チームの定義については
先日のブログでお伝えした通りで


共通の目的


がある人たちの集まりです。


その人たちがチームとしての活動すなわち

共通の目的

を達成してゆくプロセスで
他のメンバーが考えていることを理解するために
コミュニケーションは避けて通れないわけです。


しかし、そのコミュニケーションが
表面的なものにしかすぎないとしたら…


メンバーは
チームは
一体どうなってゆくのでしょうか?


本当はメンバーに伝えた方が
その人が成長できるかもしれないのに
チームの目的を達成できるかもしれないのに


言いづらいことだから
相手から嫌われたくないから
言わずに済ませてしまったりする…


その結果、目的が達成できない
その結果、目的を達成するのに余計な時間やコストがかかる


そんなことにつながってゆきます。



私はチームとしてメンバーと
本当の意味で良いコミュニケーションとは


摩擦を恐れずに
言いたいことを言い合えること


だと考えております。


ただし、この関係性の大前提になるのは


何をいっても大丈夫な環境
安心できる環境


これを整えておくことが先です。


この順番を間違えてしまうと
逆に関係性は悪くなってしまいます。



ただ、実際問題として
この環境を完璧につくってから
始めるというのは現実的ではありません。


なぜなら人は実際にやってみないと
わからないからです。


こうした理想の環境を目指して
やってみて
失敗しながら
学びながら
少しずつ理想に近づけてゆく
これが仕事の現場での現実だと思っています。


今日は”組織力”と
それにつながる”関係力”の話をさせていただきました。


皆さんは
チームとしてメンバーと
本当の意味で良いコミュニケーションは取れていますか?